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zoom RSS 遠く白いふるさと離れて 其の2

<<   作成日時 : 2005/03/30 02:01   >>

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それは1学期の終わりだったのか、はっきりと憶えていない。
ただ云える事は、新1年生となり、遠足の思い出と、運動会。
そして毎日、走って家に帰った記憶の後に、必ず出てくる光景だ。
或る日、おやじが何日かいなくなって、或る日、新しいお母さんだと云う人が、
突然現れた事だ。きっと、おばばも驚いたんだと思う。
認めた間ではなかった。子供心に、二人は合わないと、うすうす感じていた。
今でも鮮明に、記憶に新しい場面がある。冷麦を食べていた時、
その新しいおかあさんが、つけだれにお酢を入れると、おいしいと云い、
おばばはそんな事聞いた事ないと云い、すったもんだの大喧嘩をしたのだ。
オイラとしては、おばばが好きだし、でも新しいお母さんは捨てがたいし、
何とも妙な気持ちだったのを憶えている。
そんなこんなの日々を過ごしているうちに、
いつのまにかおばばの姿は、こつ然と消えていた。
長男の家に戻ったのだ。何日たったのか定かではないが、昼時だと思うが、
3人でかぽちゃの煮付けを食べている時、おばばが荷物を取りに来た。
その時おばばが云った言葉が、何年たっても耳にこびりついてる。
「そのかぼちゃは、おまえ達に食べさす為に、農家に手伝いに行ったんじゃない」の一言。
喉が詰まったのを憶えている。とてもとても、せつなかった。
はじめて、おばばの怒る顔を見た。小学1年生の胸にズキンときた。
そしてまた、何日かたって3人は、新しいお母さんの実家がある、
厳寒の地 旭川へと居を移す。びっしり中身が詰まった思い出を胸に抱いて。
この先二度、おばばと会ったが、本当に再会するのは、
中学1年の1学期が始まって間もなくだ。おやじが星に、なっちゃってからだ。
駄目だ、涙で、今はもう書けない。

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